ご意見ご感想

当ウェブサイトに寄せられた、皆さまからのお声を紹介します。
ご質問
20代 女性

強迫性障害がありとても肝炎が怖いです。

ハンドソープなどに患者さんの唾液が入ってしまっていたとして、それを使用すると感染してしまいますか。

▶研究班員からの回答

ハンドソープの中で唾液中のウイルスが感染性を保つかどうかは十分にはわかっていません。しかしながら仮に少量のウイルスが手についてもそれをすぐに流水で洗い流すことになりますから、手に大きな傷がなければ感染することはないと考えられます。

ご感想
30代 女性 患者のご家族 

B型肝炎の方と婚約しています。

友達に、「婚約者がB型肝炎であること」を話すことができません。

先日、友達との会話の中で、肝炎に対する差別的な言葉を聞いたからです。

とてもショックでした。

友達が、正しい知識もなく、肝炎について理解しようともしていないことを悲しく思っています。

ご質問
40代 女性 介護施設職員「介護施設に入所中 B型肝炎のご利用者について」

体に傷が少しあります。滲出液がでてます。

お風呂介助の際、たまに排尿してしまうこともあり。

シャワーをかけている水が介護職の足元にかかっていますが、感染の心配はありますか?

▶研究班員からの回答

体についた傷から出た浸出液には血液成分の一部が含まれる可能性がありますので、素手では触れない方がよいと思います。ただし、こうした傷を洗った水が足に触れてもごく少量のウイルスが足の表面を流れていくだけですので、感染は起こりません(足に傷がある場合は絆創膏で傷口を覆った方がよいです)。

患者さんの尿中にはウイルスは含まれないと考えられますので足に尿がかかっても感染の危険性はありません。

ご感想
30代 男性 医薬品メーカー勤務

医薬品卸の会社に勤め、昨年宮城県の肝炎医療コーディネーターの資格を取得しました。 取引先である医療機関さんに啓発活動を行いながら、知識習得に努めております。 肝炎の患者さんが直面する差別や偏見について勉強したくこのサイトにたどりつきました。 他のサイトではあまり知ることのできない、患者さんたちのリアルな悩みとそれに対する解説とがわかりやすくまとめられており、とても勉強になりました。また活用させて頂きます。

このサイトは「様々な生活の場における肝炎ウイルス感染者の人権への望ましい配慮に関する研究」の研究班により運営されています